フーゴマイヤー社は、1896年にドイツのゲルリッツに創立された会社です。 最初は、4枚構成のアナスチグマット、アリストスチグマットでF7 、7やF5,5のレンズを設計製造しています。1911年にシュルエ ・ウント・ビラーベック社を買収している。1916年にマイヤーのなかではかなり有名になったレンズであるトリオプランが発表されます。その後プラナーやテッサーの設計者パウル・ルドルフがツアイスを引退後の1918年に、メイヤー社に入社し、数々のレンズを設計している事は有名です。 この事からこの会社がかなり名声を得て大きな会社であった事がわかります。

しかし第2次世界大戦後マイヤー社はソ連軍に解体没収され、VEBゲルリッツ精密光学工場に社名変更され、さらに1968年VEBペンタコンに吸収され、1990年おペンタコン解体後歴史に幕を下ろした。

プラズマットは欧米ではかなりもてはやされたようである。ですからかなり長い間生産されていたようです。しかし日本でも評価は少し違うようです。『駄メイヤー』『 甘メイヤー』とか言われたようです。これはカメラメーカの代理店がカメラのボディーにとにかく安いレンズを付けて売ろうとした結果、目にとまったのがトリオプラン(F2.8(F2.9)は3枚玉)だったのです。  コスト的 、画角、F値で設計的に無理を重ねて作られたトリオプランによる悪評が瞬く間に広がってしまった。これが日本のユーザの思い込みであり、その後日本の代理店がマイヤーのレンズを輸入しなくなったのです。(ただトリオプラン、標準レンズはF3,5,4.5や画角の押さえた100mm/F2,8は良いレンズだとおもいます。)戦後ペンタゴンに吸収されてからも安価なレンズが多いのも更なるイメージがついてしまったのでしょうか!!  しかし、トリオプラン、オレストゴン、プリモター,プリモプラン、メゴン、ドッペルアナスチグマット、ザッツプラズマート、ドッペルプラズマート、マクロプラズマート、等々 中には非常に良いレンズも多く、そして癖玉好きの行き着く最終レンズのキノプラズマットという非常に優れたレンズなどは、収差などを残しながら立体感,質感の素晴しい描写を得られる。しかしながらその個体数の少ないレンズが多く目にする事さえままならないのは残念です。ここでは数あるレンズ中の宝石たるレンズをご紹介致します。